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2016年02月01日

フーゾクリンクラジオ、配信されました!

吉岡優一郎さん主宰のフーゾクリンクラジオの私かゲストの回がようやく配信された。

収録したのは去年の9月1日、前のお店に勤めていたときのものだから、もしこれが単なる集客目的のインタビューならボツになるだろうけど、お店の宣伝や仕事内容の紹介だけではなく、その女性がなぜ風俗の仕事をすることになったのかなど内面に迫る内容なので、お店が変わったてもそのまま配信できる場合がある。

しかも、今回は私が吉岡さんの生い立ちや、風俗に関わるきっかけを聞く「逆取材」の形をとっていたので(「逆○○」という言葉はあまり使えなくなったが)本編は特に問題なく流せた。

改めて単なる「商品としての風俗嬢」ではなく「風俗という仕事をしている○○さん」を取材、紹介ししているからだと感じた。

吉岡さん自身も歯学部進学、歯科医師になる夢が敗れ10年間にも及ぶ引きこもり生活から、風俗店のリンク集をきっかけにインターネットラジオ局の主催、作家へと試行錯誤しながら自立してきている。

どんな状況からでも人は立ち直れることができると示してくれている。

そんな過去があるからこそ、どんな人のことも否定せず受け入れ、本音を聞き出してこれたのかもしれない。

そんな吉岡さんがラジオ出演者を含む10人の風俗嬢を取材した本が出版される。

どんなことでも形で紹介しているのか楽しみにしている。

(私は載っていないけど)






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2016年01月29日

お金以外の感謝を伝える方法

昨日の家に帰ってからラジオのオープニングとエンディングを収録していたら、エンディングの途中で子供が帰ってきたので一時中断。晩ごはんを食べ終えてから心室にこもって収録した。

なんどもやり直し、なんとかこれでいいかなと思うものが録れてLINEで吉岡さんに送ったらそのまま寝てしまった。

目覚めた編集され番組の形になったものが送り返されていた。

他の番組制作者は自分で編集もして、ちゃんと番組の形になったものをお渡ししているのに、私だけ吉岡さんに丸投げしていて本当に申し訳ない。

もし、「編集料」とか「番組掲載料」みたいなものを請求されたら喜んで払うだろう。

しかし、この番組は番組出演者(ゲスト)からも制作者からも、リスナーからも金銭を取らないからこそ成り立ってきた面もあるので、わたしだけ勝手なことをしてそういういい体制を崩すべきではないと思う。

でも、なんらかの形でお返しはしていきたい。

それは単にお金を支払うより労力が必要でまず相手のことをよく知ることが必要なとても楽しい行為だ。

これからもいい関係を築いていきたいと思っている。

ところで、私が寝たあと子供の世話は夫がしたようだ。

それも感謝したい。



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2015年06月23日

1年前のあの日

日付が変わってしまったが、ちょうど1年前の去年の6月22日、日曜日、AVの撮影のために上京した。

当時勤めていたデリヘル店は女の子が少なく、特に土日は出勤できるのが私しかおらず(本当はオープンラストで生休もなく毎日出勤している女性がふたりいたのだが、ほとんど仕事が成立することがなくそのふたりしか出勤がない場合「誰もいない」と店長は言っていた)、1本目のAV出演時に「素人店なのにAV出演がバレたら店のイメージを損なう」とか「出演するために仕事を休んで落とした仕事の分賠償してほしい」など散々言われ、またAVに出演するので休みが欲しいとは言えず子供の学校行事でも終わってから出勤するように言われたのだが、あるセミナーに参加すると偽って休みをもらった。

そのため、朝イチの飛行機で上京し深夜バスで大阪に戻り、子供を起こして学校へ送り出すというハードスケジュールだったにも関わらず、土曜日も月曜日も(どちらの日も1本ずつしか仕事はなかったが)出勤していた。

そのAVは「今のAVはつまらなくなった。こういう状況を変えるような作品を作りたい」という主催者がいて、その趣旨に賛同した私ともうひとりの女性が参加することになった。

現場でもうひとり裏方的な役割を担う人と出会った。

このブログでも何度か登場してきた「今のところ一番頼りにしている男」とか「2番目に好きになった男」と表現している人だ。

あのとき彼とこんなに親しい関係になるとは思わなかったし、結局、(なんどが肉体関係は結んだが)私の単なる片思いで終わり、今は連絡を取ることも彼のSNSでの発信を見ることもなくなった。

(久しぶりにみたらしばらく発信がなく、ふと彼の弟さんの姿が浮かんだが、新しく始める仕事の準備やプライバシーが忙しいのかもしれない。あるいはアカウントを変えたとか?)

しかし、結局1年経っても公開どころか編集のメドも経っていない作品に出演した一番の成果はなにかと問われれば「彼と出会い彼を通してさまざまなことを考えた」ことだと答えるだろう。

それぐらい、私の風俗嬢としての人生に影響を与えてくれた人だった。

彼に出会わなければ「一生この仕事を続ける」と夢見ることもなかったであろう。

その夢か実現するからどうかは分からずとも「一生この仕事を続けたい」と決めたことは今どう生きるかその行動がかなり変わることなのだ。

あの映像の編集が終わり日の目を見ることができるかは主宰者の心次第で全く分からない。

作品が完成したら公開する機会も(絶好の機会を逃しつつある気もするが)宣伝に協力する人もいるのに、ずっと放置している主宰者に苛立ちを覚えることはあるが、それは本人の問題で私がこれ以上手伝えることはないと思う。

あのときはまだ、このブログのようなプライベートなブログを書いておらず残念だったが、次の日の写メ日記と同じ内容のブログにこんなことを書いていた。

(前の店を辞めるときにブログは削除するようにいわれたがタイトルを変えて残してある)


昨日は1日、お休みをいただいて、あるイベントに参加してきました。

もちろんお仕事とは全く関係ないことだったのですが、そこでお会いした方から聞いた言葉で、お仕事をする上で活かせそうと思えることがたくさんありました。

この仕事を初めて3年目になります。

今まで以上に積極的に取り組めたらと思っています。


そのときにどんな言葉に感銘を受けたかは覚えていないが、確かにあの経験は「会ったばかりの人と性的行為をするときにどうやったらより深く一体感を感じあえることができるか」ということを考える上で非常に役に立ってきた。

本を読んだりSNSでの交流も大切だが、実際に体験したり人と会うことは自分を成長させるのに一番の大切なことだ。

これからも積極的に人との出会いや新しい経験をすることを求めていきたい。

しなければよかったこと、出会わなければよかったの人なとひとつもないのだから。


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2015年05月22日

取材

昨日ある方からの取材を受けた。

ネットで私のことに興味を持ってくれたらしいのだが、私が思っていたような風俗という仕事に対し肯定的に捕らえ、積極的にネットでの集客をしていることではなく、夫との関わりやどうして普通の育ちをした人が風俗で働くようになったかということを知りたかったらしい。

私が冷たいと感じてきた夫の態度やセックスレスのことを話したが、夫の気持ちも分かるしだから風俗で働こうと思うようになったのは分からないと言われた。

「どうしておかしくなったのか」

「風俗で働くのはよくないことでしょう」とか、

私が関わっている人たちのことを「底辺」と断定した。

まあ、それはその人の価値観でおそらく多くの人が思っていることと一緒だろうし、そういう感覚を忘れたら、一般的ではない状況にある人を取材して記事を書くという仕事はできないだろう。

私が風俗の仕事が好きなのは自分の本質的な問題で「夫のせい」などど言う気はないし、その人も「ご主人のことも正しいし、あなたの言うことも正しい。どっちが間違っているということではない」と言っていた。

ところで、まったくエロい話ができずに残念に思っていたが、結局ある雑誌に載ることになり、裸の写真を撮った。

服を脱いだときに、胸の形を誉められエロい身体と言われ、ようやくこの人と会った甲斐があったと思った。

何はともあれ、私のことを取材して本を書こうとしてくれている人がいるので、それとはダフらなくてよかったと思った。



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2015年04月15日

フーゾクリンクラジオに出演しました

昨年、ホワイトハンズさん主催のセミナーでお会いした吉岡優一郎(イプシロン)さんがパーソナリティーを務めるラジオに出演させていただいた。

http://radio-in.pink/program/fuzokulink00196.php

風俗関係の著書も出しておられる方なので、本用の取材かと思ったが、ラジオの収録もすることになった。
最後の方で言っておられるように、2ヶ月前に収録したのだけど、そのときは前のデリヘル店のことをしゃべりすぎてさすがにまずいと思い、その部分をカットしてもらえないか頼んだところ、再収録してもらえることになった。

前回ではあまり語らなかった今のお店の話ができたし(放送が決まってから店長の承諾を得た)、体験取材もしてもらえたのでよかったと思う。
昨日の朝、出勤前に聞いてきたが、最初のうちはたどたどしく、マシになってきたのは38分ぐらいから。そして、後半の1時間はほとんどあえぎ声だった。

 (はい、これを聞いているときにスマートフォンを落として壊してしまいました)

あまりしゃべれなかったと思っていた、今のお店の特徴もなんとか話せていたし、最後に吉岡さんがお店のシステムについて、きちんと説明してくれてきてほっとした。

前のデリヘル店のことは、話せる範囲のことを話した。 ようするに「色恋管理」ということをされていたわけだったが、前の店長が特別に狡猾だったのではなく、特に弱小の風俗店のではよくあることだそうだし、そういう状況だったからこそ今の私があるのだと思っている。
飛田のことは、特に少し年齢の高めの女性がいる「裏通り」についてはあまり知られていなく間違ったイメージが流布しているので、機会があればもっと語りたい(書きたい)と考えている。

他にも話せなかったことがたくさんあったが、それはこのブログやツイッターで書いていけばいい。

すくなくとも、後半半分は男性リスナーに喜んでもらえたはずだろう。

最後に、将来の夢、本を書きたいことと生涯現役を貫くことを話せてよかった。 もし、あえぎ声がうるさいなら飛ばしてエンディング(1時間54分ごろ)から聞いてほしい。

吉岡さんは私と会う前にひとつ大きな誤解をしておられた。
セミナー会場では本名を名乗ったら、ツイッターでフォローしている「みう」とは別人だと思われ、初めてお会いする前にふたり別々にオファーが来た。

前日に同一人物だと話したが、合計3時間お会いすることになった。もし、1時間程度、出勤前に喫茶店でお話をするだけの予定なら、ラジオ出演には至らなかったかもしれない。

そういう勘違いが生じること、それがいい展開にころがっていくことも人生のおもしろさだと思っている。

2件のオファーに対しそれぞれ対応し、9時と10時半にどちらも同じ場所で待ち合わせをすることにしてしまったが、それに対しても笑って許してくれた彼のおおらかさに感謝している。

本当にこの出会いをありがたく思っている。

最後に、岡山におられる吉岡さんのお母様の訃報を聞いた。ご冥福をお祈りしたい。

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