ネットのこと

2018年02月03日

ネットの中傷を訴えて損害賠償取れるのなら

野球選手の妻や家族を中傷をした人が訴えられ、損害賠償を請求されたというニュースが話題になり、それで勝てるのなら、私も訴えたいとネット有名人が声を上げてある。

私もいろいろ悪口や中傷を書かれたが、一番腹が立ったのは、ツイッターで議論した人に、ダイレクトメールで「会いにいったけど、こんなひどい行為をされました」と送りつけた人がいて、そのスクリーンショットとともに、「やっぱりこんな人だったのね!」とツイートされたことである。

しかも、それを知ったのは、同じお店に勤めていた女性や実際に会ったことのある風俗嬢さんのリツイートで、わりと信頼していた人だったので、それもかなりショックだった。

ダイレクトメールに書かれている内容は私にはまったく心当たりのないことだったが、私と議論し不快に思っている人複数に嘘の内容をダイレクトメールで送りつけ、その人がツイートで公に拡散させるのを見て、うまく乗せられた人たちのこともバカにしている人がいるとしたら、かなりの知能犯だ。

できたら、その人も割り出して訴えたいのだ。

しかし、この件で、ツイッターでこの種の話に乗ってくる人のレベルの低さにつくづく呆れた。

もし、私なら、そんなダイレクトメールは無視するか、信頼できる人に相談するか、あるいは本人にダイレクトメールで「こんなダイレクトメールが来たのですが……」と聞いてみるだろう。

それでその人と和解できたら、素晴らしいことだろうし。

もし、私の知人がひどい中傷を受けたら、それに反論したり疑うような言葉をつけてリツイートすることはあっても、そのままツイートすることはない。

もし、私が知人の立場なら、「○○さんを中傷するダイレクトメールが複数の人に届くなんて。もしかして、同一人物?」とツイートするだろう。

だから、まるで私に見せつけるようにリツイートした人も、その後信頼しなくなったし、そんなツイートを見て「1度遊びにいこうと思っていたけど、やめた」と思う人がいたとしても、そんな人に来てもらわなくてもいいと思った。

抗議するより、そんなレベルの低い人と縁を切った方がいいし、元々、同業者と仲良くするためにツイッターをはじめたわけではないから、そんな人はリストから外していった。

今さら、過去の話を蒸し返してもしょうがないが、
もし、損害賠償が取れたら困っている人のために使えるかもしれないとちょっと思った。

しかも、私にはもっとしたいことが多すぎるし、もっと楽しいことに時間を使いたい。

femmefatalite at 05:54|PermalinkComments(0)

2018年01月15日

ツイッター自分とは違う価値観を持った人知るためのツールだということ

ツイッターは本来会わないはずの階層の人たちが出会うから悲劇が起こるという意見をツイッターで定期的に見ることがあり、まさにそれはその通りなんだけど、だからこそ、私には必要なツールだとその都度強く感じる。

ツイッターでは経営者や士業の人など、その生き方、思考方法を真似したい人の考えをタイムリーに知ることができるし、また自分から見て、古い価値観や誰かの思惑に乗せられて右往左往している「一般人」の意見や生活様式を垣間見ることができ、どちらも自分の人生を切り拓き、また子供をどう養育していくかの参考になるからだ。

私はやや特別かもしれないが、どんな人も自分と同じ環境で生きる人たちとはあまりリアルでは接しない。

それで一生幸せに生きていける人もいるが、恵まれている人とそうでない人と分断がある世の中より、いろんな層の人々が混じりあって、それぞれの「よい生き方」を模索していけるほうが、より、それぞれの人にとっていい人生を送れそうな気がする。

私の人生はほぼ固まったようなものではあるが、これからひとりの自分とはまったく感性の違う人間を育てていかなくてはならない親である自分にとって、様々な人の生き方を知ることは、とても大事なことだと思っている。



femmefatalite at 06:21|PermalinkComments(0)

2017年11月03日

クラウドファンディングを利用することで、ますます格差が広まるのか?

来年3月に卒業予定の男性とフリーターの女性が半同棲生活をしていたら、思いがけず女性が妊娠してしまって、お金がないからクラウドファンディングでお金を募集している人がいて、話題になっている。

その人のリプライをみたら、「よく決心したね、がんばってね」という励ましの声もあるが、双方の親も認めていて彼女は実家暮らしだし、来年4月には男性は社会人として働き始めるし、出産に掛かる費用は公的な補助もあるし、それほどお金に困ってないのに、クラウドファンディングを使わなくてもという人もいる。

クラウドファンディングのリターンはお金ではなくお礼なので、お金を増やす必要はないから「避妊コントロールのできない人に運用資金を任せられるかか」という非難は当てはまらないとは思うが、なにかしたいことがあって、お金を集めるので、もし失敗したら(寄付金が募集金額に達成しなかったら)、やろうとしていたことを断念することもある(または自費で行う)が、「達成できなかったので、やっぱりおろします」ってことにはもちろんならない。

この男性のブログには、「妊娠を親に伝えるときの経緯」などを書いているが、「想定外の妊娠で周りの人にも迷惑や心配をかけた」ことを「ネタ」にして、注目を浴び、それを収入に繋げようとしていて、これは「妊娠、出産という人生のなかでも重大なできごと」を切り売りしている気がする。

この出産は多くの人から注目を浴び、祝福されるだろうが、多くの人目につくということは、自らのプライバーシーをネット上に晒していることでもある。

たかが50万(もっと寄付が集まるかもしれないが)で、それは割りが合わないのではないだろうか?

しかし、残念に思うのは、クラウドファンディングを利用して、例えばシングルマザーが生活費や子供の学費を集めることができれば、母親や本人が辛い思いをして働く必要はなくなるのではと思っていたが、余裕のあって何がやろうとする人、おもしろいことを思いつけて、実行力のある人だけが、お金を集めることができて、本当に困っている人ほ、やはり公の福祉に頼らなければならないということだ。

一部のうまくやっていける人だけがますます富んで、恵まれない人はますます貧困になる、そんな未来が待っているのだろうか?



femmefatalite at 05:55|PermalinkComments(0)

2017年11月02日

人を心を入れ替えさせるより、ネットをシステムを変えるべき

私がツイッターを使いはじめたのは、お店で行っていて大手広告代理店の写メ日記の投稿通知がツイッターで流せると知ったからだ。

とはいえ「日記を更新しました」とアドレス付きのツイートが自動で投稿されるだけなので、写真をつけて投稿し直したり、エロいことよりも真面目なことをつぶやいて、フォロワーを増やしたり、その時々にやり方を変えてみながら、今まで続けている。

今は自分の意見を発信するより、人の意見や今世の中で何が起こっているのかを知る情報収集ツールとしての役割が多い。

ネットを使った犯罪や問題が起こったとに、ネットのせいにしたり、正しい使い方を子供に教えなければという意見が出るが、ネットの使い方を間違ったのではなく、他人を傷つけたり、利用してはいけないことが分からない人が、自分のしたいことをするためにネットを利用しただけで、問題は「他人を侮る自分勝手な人間がいる」ということである。


そんな人ができてしまうのは、親の躾や教育や回りの人間関係に要因があり(今の学校は友達もみなライバルで人に優しくするより出し抜いた方が幸せになれると思わさせるための機関かと私は思う)、今さら心を入れ替えされるのは無理だと思う。

それよりも、ネットのシステムを変えたり、運用方法を変えたりすることに力を注ぐべきかと思う。

今はネットの法整備は進んでおらず、著作権侵害やプライバーシー侵害がしばしば起こり、さらにそれを転載しより広まりやすい環境になっている。

それは変えていくために何ができるか、考えていきたい。

femmefatalite at 05:15|PermalinkComments(0)

2017年10月20日

人間の進化よりテクノロジーの進化に期待しよう

AV強要被害にあった女性を支援しているPAPSの宮本節子さんが中村淳彦さんのインタビューで「テク「テクノロジーの進化に、人間の哲学が追いついていない」と言っていた言葉がずっと気になっている。

ここ最近のインターネットの進化は著しく、昔は考えられなかった、個人での動画の配信がいとも簡単に行えるようになり、自分が盗撮した動画や、公式サイトからダウンロードした動画を勝手に再配信することもできることになり、引退した女優の動画やリベンジポルノのような本人の承諾していない動画や映像がいつまでもネットで見られるようになった。

インターネットが進化していった反面、それを使う人の両親が進化していないので、悪いことにだけ使われるという宮本氏の嘆きは今の世の中を的確に表していると思う。。

しかし、歴史を振り返っても、人間の哲学や良心ははそんなに変わってないのではと思う。

昔に比べて、現代では豊かな生活を手にしてはいるが、それは人々の哲学が変えたというより、技術革新がそうさせたのであり、人間という総体でみたときも、ひとりの人間として考えたときも、自分勝手に生きてきた人間が、そんな自分を反省し、神様の意思に叶う生き方をしようと悔い改めるような「アメイジングプレイス」みたいなことはそうそうないだろう。

例えば、本人の承諾なしにあげられた動画に関しては、「他人を傷つけないようルールを守ってネットを使う」という精神を養うとするより、「本人や代理人からの申請があった場合、サイトの管理者によって即動画が削除できる仕組み」や「1度申請があった動画は顔認識システムなどを使って、2度とアップできない仕組み作り」、また不正にアップされた動画をダウンロードした人を利用履歴から突き止め、削除するよう警告するシステムなど、テクノロジーで被害拡大を防ぐ方法はいくらでも考えられる。

AVANや支援団体の活動に期待したい。

femmefatalite at 06:40|PermalinkComments(0)