家族のありかた

2016年05月09日

母の日

昨日は母の日だった。

実家の母にはちょっとしたプレゼントを送っていて、それが土曜日の朝についたと電話が掛かってきた。

仕事をしていること自体内緒なので夕方や夜に電話が掛かってこなくてよかったし、その日の午前中に行く用事の話やゴールデンウィーク中に1日だけ休んで子供と出掛けたときのことを話せてつつがなく終わった。

一方、子供にとっても母の日は大切な日であったようで、昨日の朝出掛けるときに何時に帰るのかどこに行くのか聞かれたり、ぐずったりされて困った。

少し前に「母の日のプレゼントをお父さんと相談する」と言っていたので、前日のうちにカーネーションかケーキでも夫と買ってきているのかと思ったが、もしかしたら、買いにいくのを忘れてしまっていたのが悔しかったのかもしれない。

家に戻ったのは9時半ごろで子供は起きていたが、母の日のことはなにもでなかった。

夫に聞いたら、母の日は来週だと思っていたそうだ。

かつて夫の母親へのプレゼントを相談したときに、そんな行事は家ではしたことない、自分の家庭の常識を我が家に押しつけるなと言われたこともあるぐらいだから、さもありなんという感じた。



femmefatalite at 06:11|PermalinkComments(0)

2015年12月03日

親世代の無責任

私がもし大阪に来なければ風俗の仕事をこんなに長くは続けられなかっただろう。

大阪という土地柄が重要なのではなく「親元から離れて」ということが私にとってとても大事なのである。

結婚後実家を離れても「親が望まないことをしてはならない」という束縛に捕らわれていたが、親から距離的に離れることでようやくそのプレッシャーからの自由になることができた。

親が望むことではなく本当に自分のしたいことがようやくできたことを、私はかなり遅めの自立だと思っているが、反面、今の若い女性、いや私の若いときからもそういう人はいたのだが一緒に住んでいる「自分の子供が身体を売っていても分からない」「なにをしているか気にならない」親がいることがよく分からない。

仕事自体は短期間ですむのでとくになにも伝えなくても、あるいは「友達と会っていた」と嘘をついても親は分からないかもしれないが、ブランド品など親が渡しているお小遣いで買えないものを持っていたら、それを買うお金はどこから手に入れたのか気になるものではないだろうか?

「援助交際」という言葉がクローズアップされた時代、「身体を売る女子高生」はさんざん注目されたが「その親世代」については特に何もとりあげられなかったように思う。

しかし、その当時の「親世代」の意識変化が今の日本のあり方を変えていった気が今、改めてしている。




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