ラブドールを触りに行った日趣味のある人とない人

2018年03月27日

風俗嬢は歳を取ったらかせげなくなるのではない。「楽に稼げなくなる」だけだ。

リディラバジャーナルというメディアの風俗嬢特集を読んでいる。

最新記事は「稼げた風俗嬢ほど辞められない。『稼いでいるのに貯まらない』のしくみ」で、39歳のソープ嬢さんへの取材を中心に風俗関係者の意見も紹介されている。

https://journal.ridilover.jp/issues/53?journal_user=journal_user_775&journal_token=2018032618551873JXylciKRYfsG8w6h

風俗嬢は若いときにはたくさん稼げ、日給制でその日稼いだ分はすぐに使ってしまうなど、金銭感覚が狂いがち、少しだけやって向いてない稼げない女性はすぐに辞めるが、稼げる女性、向いている女性は、風俗という仕事の居心地のよさもあって、なかなか辞めることができないとのことだった。


しかし、いつも思うのは、風俗をテーマにすると、どうして『辞めること』が前提なんだろう?

他の仕事では、「辞めること」を前提に仕事をすることはまずなく、多くの人は定年まで安定して働けるのを望んでいるのではないだろか?

もちろん、「退職したら○○したい」という夢を持っている人や、定年が伸びるより、60、あるいは65歳で辞めて早く楽になりたい」という人も多いが、あくまでもそれは、ひとつの仕事を全うし、定年後の老後をどう過ごすかということであり、40半ばでそれまで十数年携わってきた仕事を辞めて、新しい仕事に就くのが「正しい道」といられるのとはまったく違う。

(ただ、女性の場合は、結婚後、専業主婦になるという、人生半ばでの「退職」を迫られることもあるが、風俗嬢には「寿退社」という道が多そうであまりない)

インタビューに応じた、女性も若いときは1日20万円稼いだときがあったそうだが、では今はいくら稼げている(いくらしか稼げない)のだろうか?

いや、貯金などなくても、今、自分ひとりの生活を送れるだけの収入があればいいのだと思うが、生きていけないほどしか稼げないのか、それとも、子供二人を抱えたサラリーマンより稼いでいるけど、使うものも多くて「やっていけない」のだろうか?

この連載の冒頭で、「ほとんどの風俗嬢はお金目当て」というかなりショッキングなタイトルがつけられたが、「月100万の収入があるから、どんなに嫌な仕事でもやってきたけど、月20万ならバカバカしくてやれない」のか?

私が見る限り、(たまたま今いるのが年配女性が多い街だらからだけど)、50,60でも受け入れてくれるお店はあり、それなりに稼働しているようだ。

決して稼げなくなったのではない。単に若いときみたいに楽に稼げなくなったから辞めたいが、他の仕事はもっと大変そうで辞められないってことだ。

そんなの当たり前だ。

自分の人生のケツぐらい、自分で拭けよ。




femmefatalite at 05:40│Comments(0)風俗論 

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