2018年02月

2018年02月28日

ロリコンについて思うこと

ツイッターで性欲は食欲と同じもので、ロリコンの男性にロリコンコンテンツ(ロリパンなるものにはびっくり。幼女の履いたパンツということらしいが)を与えていれば、目の前に「ロリを置いた」(という表現が幼女をモノ扱いしていて辛い)場合、満腹なら手を出しにくいが、ロリコンものが規制され飢えていたら手を出してしまうだろうという漫画があり、ロリコンについて考えてみた。

そもそもロリコンとは女性として未発達な13歳ぐらいまでの幼女にしか欲情したい精神的な病気であるが、今日本にはそんな病気にかかった人がたくさんいるのだろうか?

それとも、普通の女性にも興味はあるが、エロコンテンツのひとつとしてロリコンものを楽しんでいるだけで、女性とも普通につきあい、結婚して子供の親となれる人なのであろうか?

そして、1番の疑問は幼女に興味を持つのは生まれついた性質なのか、ロリコンものに触発され、ロリコンに興味を持ってしまうものなのか?

私は後者の人も多く、そういった人はロリコンものに触れるごとに、本来間違った感情を正しいものと認識して、ますます病をこじらせてしまうのではないだろうかと思う。

何より問題なのは、幼女を性的な目で見ることは、性に未発達で自らは快感を得ることもなく、望んでもいない相手に、自分が気持ちいいからと性的行為を持ちかけるのは、よくないことではあるが、普通の大人同士の性愛を描く多くのエロコンテンツが、女性の意思を無視し、男性の気持ちよさだけを優先している性行為を描いているので、ロリコンものが単に「相手の年齢が低い」だけと捕らえられてしまっていることにあると思う。

セックスはお互いの同意に基づき、お互いが気持ちよくなれるものであることが、今あるエロコンテンツからは感じ取れないことが多くの男性の認識を狂わせているのかもしれない。

femmefatalite at 06:20|PermalinkComments(0)恋愛とセックス 

2018年02月27日

エロは男性だけのものか?

セックスは男女共に楽しむものでなければならないと私は思う。

私が所属す性売買の世界では、仕事が、つまり顧客との性的な行為が好きでしている人は少ないが、それは「金銭を得るために嫌なことを我慢している」からで、普通の金銭を介さない男女がセックスするときに、男性だけが楽しくて、女性は嫌だけど我慢して相手の欲望成就のためにつきあうということはあってはらないと思う。

いや、もしかしたら、これまで多く行われていたセックスの大半は、はっきりと「売春」という形は取らなくても、「つきあってほしいから」「結婚して自分を養ってほしいから」など、女性が男性からなにかをしてもらうために、我慢して行うものの方が多かったのかもしれない。

そもそも女性が性欲を持ったり、自分から誘ったり、性に対して積極的な女性を、男性は敬遠する傾向にあり、単なる一時的な性的行為パートナーをである風俗嬢でさえ、「経験の少ない新人」が好まれる傾向にある。

性的なコンテンツのほとんどが男性に好まれるものであるのは、(性欲の有無は別にして)「自分の性欲を明らかにすべきではない」という思い込みが女性に多く存在するからだと思うが、それは「女性は清らかであるべき」という世情に合わせているものかもしれない。

しかし、男性にのみ都合のいい性的なコンテンツ、エロ作品にばかり接していれば、ますます、女性を顧みない自分にとって都合のいいセックスを実現したくなるのではないだろうか?



femmefatalite at 06:04|PermalinkComments(0)恋愛とセックス 

2018年02月26日

自分のやりたいことがない人

イケダハヤトさんの「やりたいことがない人はサラリーマンになって、人のしたで使われてもしかたがない」という主旨のブログを読んですごく共感できた。

私は風俗嬢として、あるお店に所属して働いてはいるが、そのお店と雇用関係にあるわけでなく、別のお店と掛け持ちしていたこともあったし、この店ではあまり稼げないと判断したらすぐに辞めて別の店に面接を受けにいったりしていた。

今のところ、かなり順調だが、そのうち稼げなくなったり何か問題があれば、いつでもまたお店を変わろうと思っている。

すぐにお店を移る女性を「てんてん虫」と呼んで蔑む傾向があるが、それはおそらく店側が言い出したことで、確かにリピーターをたくさん確保して同じ店で働き続けてくれる女性はありがたい存在だが、そんなことが出きるのは10人に1人いるかどうかの割合だし、売れなくなった女の子にフリー客をつけられないお店にいつまでも在籍する利点などない。

お店の役割は新しいお客を紹介してくれることにあるから、むしろ、リピーターを接客するのに落としの半分をお店に支払うのは女性の稼ぎをお店が搾取しているように感じる。(せめて客が払っている指名料をお店が負担すべき)

それは、ともかく、風俗の仕事が嫌でも辞められない人の多くは「風俗で得られる高収入」や「柔軟な出勤体制」に魅力を感じるより、「ほかにしたいことがない」から辞められないのではないだろうか?

シングルマザーで「子供を育てるため」とか「なにかやりたいことがあってその資金を貯めるため」なら、目的があるから、それまで辛抱すれば、次のステップに移れるが、そうでない人は「嫌だ嫌だ」と愚痴をこぼしながら、その一生を最終的に「売れない風俗嬢」として終えることになるかもしれない。

そういう人はかわいそうだと思うし、今はなんとか稼げている30代女性がもっと稼げなくなったり、今はたくさん稼げているけど、将来がなく、そのまま稼げなくなりつつ風俗の仕事を辞められない人たちが増えていく、10年、20年後の貧困対策がもっと大変なことになる、たぶん15万ぐらいの稼ぎで最底辺の生活をしていくことになるのだろうとは思うが、本人がやる気がないからしかたがない。

その頃にはベーシックインカムなどの福祉が充実していることを願う。




2018年02月25日

ポルノ規制とわめく女

AV監督で恋愛本の作者でもある二村ヒトシさんがツイッターで

「女性専用車両にわざわざ乗り込んで騒ぐ男と、ツイッターで男性を罵ったり『ポルノを児童の目にちょっとでも触れるところから完全に撤去しろ』とわめく女は、同じ病気だと思う。どちらも、深く傷ついており、生きていきづらい心の病気になっている」

と書いたことが、ポルノは多くの女性にダメージを与えるものであり、それを規制するのは正統な主張なのに、「わめく」と言ったり、「病気である」と言ったり、その女性たちが憎むような男性と同等に扱われたことに反論する声が上がった。

私はコンビニや一般の書店の誰でも入れるスペースにエロ本が置いてあることや、青少年向けの小説にエロい(と私が感じる)イラストが表紙に使われていたりすることには反対の立場で、大阪堺市コンビニのエロ本にカバーを掛けて陳列する提案には賛成だし、むしろ、コンビニのエロ本規制に反対する「表現の自由派」の人たちこそ、自分の利益が少しでも損ねられそうになることにストレスを感じる「病」に犯されていて、それは「母親や妻など自分に影響を与える女性」との関係で起こるものかもしれないと私も思う。

二村ヒトシ氏の「母親に愛されなかったうらみを別の女性にぶつけている」という考えに対して、官能小説家で恋愛コラムを執筆している大泉りかさんが「むしろ、母親に愛されすぎて同じように扱ってくれない女性をうらむのでは?」という指摘は、もし私の息子が女性とうまくつきあえないことが今後起こるとしたら、その原因は後者のほうであるだろうから、これは肝に命じた。

ところで、私は自分の性を売る前から、女性だけが性の対象になり、普通の場所(1番多く感じるのは電車の吊り広告)にも「性的に消費される女性の水着姿の写真」があふれていることが、そんなに気にならなかった。


なので、(子供に影響があるだけではなく)成人女性でも「ポルノにダメージを受ける」という人に、どうしてダメージを受けるのか聞いてみた。

「普通のポルノでも、盗撮やレイプのような女性の意思に反した性行為が描かれていて、犯罪の誘発になり、女性にとっても気持ちいいものではない」ことは理解できるし、普通のポルノが「グロい映像」を見てしまったのと同じようなダメージを受ける
ことはすごく理解できた。

しかし、「実際に肢体を切り離したり子宮を引っ張り出したようなグロい作品(マンガなど)」があるから、普通のポルノも同じく「グロいものである」という主張には納得できない(普通のポルノを見ただけで、そのグロいイラストを思い出して気持ち悪くなるのなら分かるが)し、それを検索してみろ、したくないのは、ナチスのしたことを見たくないと言ったドイツ市民と一緒というリプライをもらって、すごく気分を害した。

これこそ、二村ヒトシ氏が指摘した「わめく」ということではないか?

私は決して「ポルノ反対派」を全否定しているわけではなく、むしろゾーニングをもっと厳格に行い、や女性の同意ないポルノ表現には反対する立場なのだけど、その私にまで「わーわー」言うのは、やはり何か「心の穴」を感じざるを得なかった。

私とやりとした人はツイッターを「単なる愚痴」を吐く場所と言っているので、ポルノ規制を行うための行動を積極的にしているのではないらしく、ただ、「自分にとっての不都合」に対して「愚痴っている」だけにすぎないのだろう。

それは、「客や店に対する愚痴」をツイッターで吐きながら、別のお店を探したり、風俗の仕事を辞めて生きる道を模索することもしなくて、ただ嫌なことをしながら年齢を重ねていく風俗嬢と同じタイプの人たちなのだと思う。

それを言うのは、「女性専用車に乗り込む男たち」と一緒くたにされたのと同じく憤慨ものかもしれないが、きちんと人生に向き合い、子供の将来も考えている私からは、もっと自分に向き合って、自分の人生を好転させることをすればと言いたくなる。

その人の人生なので、私は何もできないが、自分が結婚もできず子供もできなかったとしても、それを男やポルノ業者のせいにしてほしくはない。



2018年02月24日

風俗は恋人から「許される」ながらするものなの?

風俗嬢兼ライターさんが「つきあう人には風俗で働いていたことを隠せと言っていたけど、今つきあっている人には話している。人の気持ちなんて変わるものだから」と書いたブログが話題になって驚いている。

「風俗で働いていることを恋人に言うかどうか」という問題は、女性本人やつきあう相手によって変わるものだし、どちらが正しいかなんて、一ライターが決めるものでもないし、それに煽動されて、話すことや話さないことを決めるようなものではない。

また、このライターさんは風俗で働いていることやその過去を相手から「許してもらうもの」だと言っているが、本当にそうだろうか?

以前、30代女性が多い人妻店で働いていたとき、たまたま暇で女性が多くいて、なんとなくつきあっている人の話になって、そのなかの全員が彼しか夫がいたが(両方いたのは私だけ?)、夫には隠している人ばかりだったが、彼氏には話している人と内緒にしている人がいた。

話してる人の彼氏さんは自分もよく風俗に行っていて、そのことを話しているので、街ですれ違ったり、お店のパネルでバレるよりは先に話そうと思ったそうだが、彼女が風俗で働いていることをとくに何にも思わないらしい。

飛田で働いているときは、「旦那公認」の人が多く、それは「夫が自分で働くより、女房が自分のカラダで稼いできてくれるのがありがたい」問題もあるのだが、自分が働いて夫の分の生活費も稼いでやっているという気持ちはあってもら「申し訳ない気持ち」や「相手には許してもらう気持ち」なんてもちろん、感じてなかった。

私が彼のことより、家族や仕事や自分の趣味のことを優先していることは申し訳ないと思うけど、風俗で働いていることを申し訳ないと思ったことは1度もないし、彼も私が自分の趣味を彼氏より優先することは快く思ってないようだけど、仕事を優先するのは仕方がないと思ってくれる。

(夜会える人ではなくてよかったよ)

だから、「自分が風俗をしている(いた)ことを彼氏が知ったら申し訳ない」とか「彼氏に申し訳ないないと思いつつ、お金のためにしかたがなく働きいている」という気持ちは分からない。

おそらく「風俗やAVなどエロい仕事が好きでしている女性」と「自分の彼女が風俗やAVなどエロい仕事をしていても気にしない男性」とどちらも少数派だけど、同じ割合ぐらいはいるとおもう。

でも「風俗やAVなどのエロい仕事が嫌いだけどしている」って人が大多数だから、どうしても「隠して付き合う」人やそれがネックになり、生涯独身よ余儀なくされる人が出てくるのだと思う。

こういう言い方をすると残酷だが、本来「カラダを売る仕事をする」ことは「普通の結婚はできない」未来を選択することと等しいことだった。

だが、「風俗で楽しく稼ぎましょ💕」的な求人宣伝カーが街を走るぐらい、風俗に気軽な職業になってしまった。

でも、それを選んだのは自分自身だし、そんな人生はやだと思ったら、愚痴や悲劇のヒロインぶったり、それに共感するより、早く自分と向き合い、軌道修正することを勧める。