2015年01月

2015年01月31日

系列店の面接官

新しい店を探すにあたって思い出したのは、先週土曜日に会った大学生風俗嬢さんのこと。

自分の店の店長やスタッフさんはとてもよくしてくれる、近くに人妻店もあるけどそこの女性をよく見かけるので流行っていると思う。

その時に教えてもらったお店を検索すると大阪市内に数店舗あり(その段階でびっくり)、どの店がいいか迷ったが、求人フォームは各店共通なのでとりあえず申し込むことにした。

ラインでのやり取りのあと、なんばで待ち合わせたが、1時間前の確認電話(女性!)と待ち合わせ場所に迎えに来てくれた人と実際に面接してくれる人とが違ったのも驚いた。

記入したプロフィールを見ながら少し話して、もっと単価の高い店、例えば前のデリヘル店の近くの店などどうかと言われてさらに驚いた。

そのお店は前の店で働いていた人が数人いて、前の店を辞めたときに、唯一連絡先を交換した(本当は規約違反)人から誘われたこともあったが、そこも同じ系列だとは知らなかった。

その店は好都合な点も多いが、前の店に申し訳ない気がして悩んでいたら、イメクラ店を勧められた。

お客さまがシャワーに入っている間に入室し、あらかじめお客が記入したリクエストに沿った格好で待ち、そこに書かれた通りのプレイをする。

目の前にいる人を本当に好きになって、素のままの自分で接するという今までの私の接客方法とは真逆で、その通りのプレイができるのだろうか。

しかし、その面接官は数ある系列店のなかからこの店がいいと判断し、普通のデリヘルよりおもしろいよと言う。

できるかどうか分からないなら、断るよりやってはみようと思うべき、それが私の信条でもある。

それに前とは違った経験をしたいと考えていた。

「この店が合っている」という言葉を信じ、面接官と新しい勤務地となるお店に向かうことにした。

(結局、違う店になるのですがそれは次回に)


femmefatalite at 23:13|PermalinkComments(4)風俗論 

2015年01月30日

この街から去る前に

この街で働くことで残念だったのは、それまでしてきた写メ日記やツイッターでの集客ができないことだった。

それでも、こういう形式のお店で働いてみたいという思いがあり、ここで働くことを提案してくださった方の「あの街で働きたいのかそれとも写メ日記を書きたいのか?」という問いかけにこの街で働くことを選んだ。

一番不安だったことは何人もの人に素通りされて気持ちが落ち込むことだったが、私が尊敬している方のひとりで、かつて英会話スクールの営業をされていた方が、どんなに辛くても場所を提供してくれている人のためにも笑顔でその場を明るくしていきたいと書いてある本を読んで、常に笑顔を忘れないようと決めた。

なかなかお客がつかずおばあちゃんのほうが焦ってきたときもあったが、お客さまに上がってもらえない日はなくありがたく思っている。

なじみさんもついてくれたが、どんどん人通りが少なくなっていき、新規のお客さまは0の日が多くなった。

昨年末、ツイッターに迎春の提灯やカレンダーの写真を載せたことが見つかり、写真は載せないように言われ、その二つを削除した。

今年に入り、他の写真もやめるように言われた。

他にも店名や源氏名を出さずにツイッターをしている人もいるが、目立つ行為はまずいそうだ。

その頃には、インターネットをしない弊害に気がつきはじめていた。

例えば、

新人が入店しても告知できないので、初物好きの人が店の前を通らないことには分からない。
人通りが少ない日なら2本しかない日もあり、お金を稼げると思って入店した女性は落胆し辞めていく。

私がいる通りは「裏通り」というらしいのだが、そのことをママさんもおばちゃん、先輩も知らず、メインにいる女の子のツイートで知った。

メインと裏通りのサービス内容はかなり違うが、その周知がされず、また通りの場所もあいまいなので、お客が自分の望むサービスをどこなら受けられるか分からない。

インターネットがダメでも、ガイドマップのようなものがあればいいがそれもできない。

そういえば、ソープラジオのパネマジのことを投稿したらFacebookに工藤さんからこんなコメントがあった。

ー飛田はパネマジ以上のライトマジックがあるから、他の新地に行く。ライトマジックの少ない昼も

ーそれは私も感じています。

メインではなく裏通りに昼間、ぜひお越しください。

ー裏だけ廻るって出来ないから、メイン・青春も廻るのを考えるとダルくて、やっぱり飛田は行かない。メイン系高すぎるし

このやり取りをして、情報を出さないことは欲しい情報も入ってこないことに気がついた。

上がってくれた人にどうして私を選んでくれたか聞くことはできるが、通りすぎた人になぜ嫌なのか聞くことはできない。

見るだけの人だとか、向こうになじみの子がいるんだろうと想像して慰めるだけ。

人通りが少なくなっても、寒いし景気が悪いからとぼんやり思うだけ。

いや、もしこの街に人が来なくなった理由を知っても、それがこの街の伝統だからと変えようとしないのかもしれない。

もしかして、もっと他のやり方があったのかもしれない。

もう少し我慢したら状況は変わるかもしれない。

それでも、私はこの街を一旦去ることに決めた。

この地が私の終着地になるかどうかは、まだ分からない。







femmefatalite at 23:51|PermalinkComments(6)街のこと 

2015年01月29日

もしも妊娠していたら

年末に生理が来るのを休みに入るまで5日ぐらい中容量ピルで伸ばしたせいか出血がほとんどなかった。

ピルも100%安全ではないそうだし、たまたま、すまた(挿入なしないものの性器同士の接触があるプレイ)で妊娠中絶した風俗嬢(ピルは未服用)の話を聞いたり、排卵日と思われる日に彼と会っていたこともあり、少し不安になっていた。

今月も生理が来るはずの日になっても来ず、産婦人科に行って診てもらった。

超音波で診たところ、これから生理が来るのか終わったのか分からないほど子宮内膜が薄く、出血もわずかだそう。

それは閉経が近いのかと思ったが、ピルを飲み続けていたらよくあることなのだそう。

念のため尿検査もしたけど妊娠はしていなかった。

もし、妊娠していたら中絶は嫌なので産むつもりだった。

なるべく真実を悟られないよう離婚の手続きをして上京し、妊婦専門店や母乳専門店(この存在も最近知った)で働く。

彼に告げても「オレの子かどうか分からない」なんて言われるだろうから、なにも話さないで産まれてから検査してみる

そのためには彼の髪の毛を2、3本、どうやってもらおうか。

なんてことをぼんやり考えていたけど、夢に終わった。

やっぱり私はもう妊娠するという機能を失って、その代わりにこの職業に就くことを選んだんだなと思った。

たとえすべてを失ったとしても、この身体さえあればどこでも生きていける技術を得ていることは素晴らしいことではないか?

できるだけ長く続けるられること、そのための努力をこれからも惜しまずしていきたいと思う。

femmefatalite at 23:38|PermalinkComments(4)風俗嬢 

2015年01月28日

女の子の個性VS店のカラー

ソープラジオで話されていた、バネマジの件。

http://1126.in/archives/3096

写真をお店側で修正することによって、みんな同じような写真になってしまいどの女の子がいいか選べない、行く気がしなくなっているという話になって いった。

女の子にとっても利用者にとっても不都合な状況になっているのだが、お店側はどう思っているのだろうか?

この配信を聞きながら、前の店の店長から言われたことを思い出した。

「みうちゃんがいいという客とみうちゃんはもういいという客と両極端」

(つまり指名の女の子や新人さん希望で電話したのにその子がいなくて、「前についたみうさん、もう一度どうですか?」と頼んでも断られることが多い)

「指名ってお店にとってなにひとついいことがない。特にみうちゃん指名のお客ってみうちゃんがいなくて他の女の子を勧めても断る人多い。もしみうちゃんが辞めてそのお客が来なくなったお店は大損だよ」

(大損させているかもしれません。ごめんなさい)

どちらの場合も、そのサービスの特異性を鑑みても、お客さまが求めているものが「そのお店の女の子」ではなく女の子自身であるだろうとしたら当選だとの思うが、お店の論理としてはどんな女の子でも受け入れてくれる顧客がありがたいであろうし、自分のファンを作る個性的な女の子より、この女の子もよかったしまた別の子がいれば行ってみたいぐらいの満足感を顧客に与える女の子がありがたいのであろう。

その心理が70点ぐらいの似たようなパネル写真に現れてくるのかもしれない。






femmefatalite at 23:25|PermalinkComments(2)風俗論 | 風俗ネット利用法

2015年01月27日

パネマジ?

ホームページや風俗情報サイトに所属女性の写真を掲載している。きちんとヘアメイクをして照明をばっちり当てて撮影し、修正も施すので現物よりもものすごくきれいに写ってしまうことも多い。

それをパネル写真のマジック、パネマジという。

私がデリヘル店に勤め出したときに撮った写真はつけまつげをし髪も巻いて一時間以上掛けてメイクをしたせいか、自分とは思えないほどきれいにできあがった。
ぼかしを入れなくても私とは分からないと思えるほどだったが、そのままだと会った時の現物とギャップが激しすぎてがっかりされそうだったのでぼかしを入れてもらうことにした。

勤め始めてまもなく2年になろうとするとき、ボウズの日があり、「お役に立てなくて申し訳ありません」メールを送ったあと、店長から衝撃的な返信がが送られてきた。

「ネット指名のお客さまから写真とイメージが違うとクレームがあった。年月の経過によるものだと思う」というような内容であった。

その頃、子供の学校に行ったあと直接仕事に行くことがあり、ブラウスにスカートという地味めな格好は常連のお客さまからは雰囲気が変わっていいと好評だったが、新規の特に写メ日記ランキングや写メ日記の下着姿の写真を見ていらしたお客さまからは、イメージが違うと思われたのかもしれない。

そのときにどんな服装だったかは、全部ノーとにかいてあるので、どの方からのクレームか聞いたら「顧客の個人情報は教えられない。複数あった」との答えだった。
さらに詳しい説明を求めると

・終了後、お客さまから苦情電話があった

・終了後、お店から電話したときに「イメージが違った」と言われた

・別の日に電話があり、今度は別の子をと言われ、他の子を派遣した(複数?)

・別の日に電話があり、今度は別の子をと言われたが、他に派遣できる子がおらず、「もう一度前の子は」とお願いしたが断られた(メールのあった事案)

ネット指名のお客さまで、出会い系サイトと勘違いしているのか、普通のセックスや連絡先交換を求められ、どちらも断ると「16000円も払ったのに」と激怒された人がいて、もしかしたら苦情電話を掛けたというのはその人かもしれないが、どのお客さまかを教えてくれないのでは確信が持てない。

「イメージが違った」というのも、写真と実物のイメージが違ったのか、写メ日記で書いていることと実際の私の振る舞いやプレイのイメージが違ったのか店長に聞いても分からないとのこと。

しかも、もう一度お店に電話をして他の子を頼むということは、私にもう一度会いたいほどの魅力は感じなかったとしてもそれなりに満足いただけ、店長が心配しているように「この写真がパネマジなら他の子の写真も信用できない」と思われている訳でもなさそうだ。

実はツイッター経由で来店くださった方数人に写真と現物の印象はどう違ったか聞いていて、決してクレームが出るようなものではないという回答をいただいていた。

すぐに写真を差し替えなければならない状況ではなさそうだが、2年近く前の写真を使っていること自体がおかしいそうなので、撮り直すことにした。

入店後2年近く経つのにまだ「何も分からない素人妻」っぽい売り方をされていたのも気になっていたので、もっと妖艶な雰囲気にしたいと申し出たが、店長の答えは「どちらがいいか分からないが素人風がウケる」とのことであった。

2回目からは自腹で、背景が同じであれば別のスタジオで撮った写真でも構わないと言われたので、少し前に知り合った風俗業界に詳しい方に相談することにした。

なかなか都合が合わず、ようやく会うことができたが、そのときの相談はお店をどう円滑に辞めるか、次はどんな店がいいかに変わっていた。

もし、1ヶ月前にお会いして、写真を撮ってもらう手はずが整っていたらどんな写真になっていただろうか?

また素人系でいくのか、妖艶な熟女か、それとも知的なイメージか?

パネマジの話から、前の店を辞めるときのことを思い出してしまった。





femmefatalite at 23:20|PermalinkComments(2)風俗論 | 風俗ネット利用法